日本政府に核兵器禁止条約の署名・批准を求める高校生の声をあげよう

 広島と長崎に原爆が投下されてから76年の時が経ちます。
 日本の被爆者の方々をはじめ、世界へ広がった核兵器廃絶を求める運動により2021年1月22日にようやく核兵器禁止条約が発効しました。核兵器禁止条約に署名・批准する国は増え続けています。

 しかし、唯一の戦争被爆国である日本の政府はこの条約に、批准どころか賛成すらしていません。
 日本政府は、アメリカの「核の傘」の下に入って、日本の国民の平和と安全を守ってもらうという考えです。私たちは核兵器を用いて得る平和は本当の平和だとは思いません。
 核兵器禁止条約に参加した方が良いと思っている日本人は7割にもなります。
 私たちが求めているのは戦争も核兵器もない世界です。
 それを実現するために、唯一の戦争被爆国である日本がこの核兵器禁止条約を批准し、核兵器のない世界をつくる先頭に立つべきです。

 今の日本政府を変えるためには、私たちが学び行動していかなければなりません。
 それは私たち自身の問題なのです。
 核兵器のことや核兵器禁止条約についてあまり知らない人もいるかもしれません。それでも知ろうとすることも行動のひとつだと思います。
 そして私たちは具体的な行動として、署名活動という形で日本政府に核兵器禁止条約の署名・批准を求めます。

 被爆者の方々は「二度と同じ思いをさせたくない」と被爆体験を語り続けています。戦後76年、被爆者の方々の平均年齢は80歳を超えています。被爆体験を聴き、学び、語り継いでいきましょう。
 友だちに勇気を出して声をかけ、「日本政府は核兵器禁止条約に署名・批准をしてほしい」と共に声をあげましょう。
 私たちは主権者です。
 私たち高校生の行動が日本政府と世界を変える一歩になります。

2021年8月8日
埼玉高校生平和サークルPeace Wing
東京高校生平和ゼミナール
エバーグリーン静岡
愛知県高校生平和ゼミナール
大阪暁光高校平和ゼミナール部
広島高校生平和ゼミナール
幡多高校生ゼミナール
沖縄高校生平和ゼミナール




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